「一伸二葉」いっしんふたば。と読みます。

春、お茶の木の新芽が伸びた状態。新しい葉を摘む状態の事です。

手摘みだと良いところだけを採るので葉が柔らかい。ぬるめのお湯でゆっくり入れる。

深蒸(ふかむし)の様にパッと良いアオい色は出ない。

ゆっくり出した分。苦味も出るが、これがお茶本来の味。今はお茶の色で飲む。お茶本来の味は受け入れづらくなったなあ。(代打です。)

新茶について。

当店の 鹿児島の新茶と靜岡の新茶の味が全く違うのは品種が違うからです。

今年の鹿児島産1500円売りは「さえみどり」と言う品種で早生(わせ)で早くでまわります。1080円売りのは「ゆたかみどり」

お茶の木の在来種を研究、改良して市場にでまわっている。

靜岡はほとんどが薮北(やぶきた)です。(代打)

果物や、野菜は収穫後、直ぐに出荷出来るけどお茶は新芽を収穫した後、荒茶に仕上げた後の取引になるんだ。収穫の葉の量がある程度揃わないとお茶の葉に仕上げられないんだ。(代打)