永遠の難しさ

おはようございます。

昨夜、まだ見ていない録画に気が付いてみました。

ワタシの大好物の「くずもち」屋さんがカンブリア宮殿で取り上げられていた録画を見ました。

 感想は、「あー、だからなのね。。仕方ないね。」

ここのくずもちはほのかな香りが有りました。冷蔵庫に入れて冷やすと美味しくなくなりました。その時々で出来の違いを感じるときが有りました。食べるタイミングで若干、味が違いました。

すべて、過去形です。生ものなのでいつも同じじゃないのがよかったんです。

近頃、何時食べても、冷蔵庫で冷やしても同じ味。勿論。あの、かすかな香りも無くなりました。今は黒蜜と黄な粉と触感だけ。あの、「くずもち」は無くなった事が分かりました。

「くずもち」をスプーンで食べていましたが、葛餅は箸でしょ。一切れの「くずもち」を黒蜜と黄な粉を箸でいたぶるようにゆっくりとなじませ、からめて、蜜が垂れない様に箸でつまんでパクリと食べる。

のがくずもちの醍醐味。それを洋食の様に金属のスプーンですくってパクリ。はナンセンス!くずもちの良さがはっ気はっ出来ない。( ;∀;)

 有名な和菓子の老舗の当主が、

「うちは代々修行に出さない。修行に出すと新しい事をしたくなる。余計な事をしたくなる。私もこれしか作れない。時代に合わせて若干味の変化はしても同じ物をつくり続ける。それだけを作れればいいんですよ。」

後の会話は覚えていません。

企業と商店の感覚の違いを痛切に感じた番組でした。

あー、また「くずもち」が食べたくなりました~ (*´▽`*)